自動的に源泉徴収額を計算 給与明細も作れるエクセルツール
2014年03月版給与計算シートは、源泉徴収額を自動的に算出し、手取り給与を教えてくれるエクセルの給与計算ツールです。本給や手当の金額を入力し、保険などの種類を選ぶと、手取り金額と給与明細が表示されます。年度ごとの所得税率や保険料率は、調べる必要がありません。高価な給与計算システムを導入していない小規模の企業や、自分の手取り金額を計算したいという社員に向いています 。
2014年03月版給与計算シートは、データ入力(計算)シートと、給与明細書シートの2枚構成です。入力シート内の灰色のセルに必要項目を記入し、自動計算ボタンを押しましょう。記入するのは、本給額、各種手当・控除項目の金額、保険の種類(業種)、厚生年金の種類(業種)、扶養人数などです。保険などの金額は自動的に計算され、給与から引かれて、手取り金額が表示されます。なお、現在のバージョンは、2014年3月の健康保険料率・介護保険料率の改定を反映しています。
入力した内容は、別シートの給与明細書に反映されるので、そのまま印刷して本人に渡せます。なお、本人の給与額を元に、会社がその社員に掛けた経費を計算することもできます。共通経費や退職金積立金などを追加で記入すると、その社員への「売上期待額」として経費が表示されます。これを本人に見せるか否かは、慎重に判断しましょう。
残念ながら、住民税の金額は自動的に計算されないので、別途調べなければなりません。また、当ツールは本給の金額を元に計算するため、「そもそも、本給の額がわからない」という場合はExcel 時給で給与計算などを使って別途計算する必要があります。2014年03月版は、源泉徴収の額などを自動計算し、給与明細を作ってくれるツールです。高価な給与計算ソフトが多い中、無料で用途を満たせるなら、それに超したことはないでしょう。
2010年4月:雇用保険料率の改定に対応、2010年9月:厚生保険料率の改定に対応、2011年3月:健康保険料率・介護保険料率の改定に対応(Ver 7.5)
変更
2010年4月:雇用保険料率の改定に対応、2010年9月:厚生保険料率の改定に対応、2011年3月:健康保険料率・介護保険料率の改定に対応(Ver 7.5)
ユーザーレビュー
あなたは2014年03月版給与計算シートを試したことがありますか?あなたの意見を残して最初に!